100円単位の駐車場ビジネスを支える、“何でも入る箱”としてのSAP成長企業をサポートするSAP導入事例:パラカ

時間貸駐車場事業を展開するパラカは、長年利用してきた独自開発の駐車場管理システムをERPに移行させることを決断。まさに100円単位で売り上げを追求するコインパーキングのビジネスを新たに支えるのはSAPだった。

2010年09月28日 00時00分 公開
[ITmedia]

 不足している駐車場を、必要な場所に1台でも多く供給する――。日本の駐車場不足の解消を事業目標として掲げ、時間貸し駐車場の運営・管理を手掛けるパラカ(Paraca)は、増え続ける駐車場の情報管理を独自開発のシステムで賄っていた。

 また並行運用する会計システムと、さらにExcelで個別に管理する管理会計データは、タイムリーに駐車場の収支状況を把握したい同社にとって、急増中の駐車場管理と相まって人手やコストが掛かる問題として次第に重くのしかかっていく。

 こうした課題を解決すべく、パラカはシステム刷新を決断。駐車場管理と会計の両システムを統合し、散在するデータをまとめるため、同社が選択したのはERPの導入だった。小規模企業の同社がSAPを選んだ経緯を、以下に紹介する。

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