ソフトウェアライセンス管理の社会的要請が強まる中、IT資産管理ソフトへの需要も高まっている。SS1は、PCとライセンスのひも付け管理、簡単な管理画面操作、迅速なサポート体制でIT資産管理を確実に実行する。
2009年11月、あるニュースがIT業界で話題になった。北海道庁で約4700本もの不正コピーソフトが使われていることが発覚し、“マイクロソフトに約1億4000万円のライセンス料金を支払う模様”、というものだった。世間一般にはさほど大きくは取り上げられなかったが、企業の経営者や、IT部門でソフトウェア管理を担当している人にとって、このニュースは決して対岸の火事とは思えなかったはずだ。
事実、ここ数年の間、さまざまな企業や自治体でソフトウェアのライセンス違反が発覚し、膨大な額の賠償金や和解金を支払うケースが続出している。2010年7月、BSA(ビジネス ソフトウェア アライアンス)メンバーと関西の某メーカー企業との間に、和解としては世界最高額の3億1500万円が成立した事件は記憶に新しい。BSAの調査によると、2009年の日本国内における不正コピーによる損害額は約1719億円、不正コピー率は21%だという。不正コピーが発覚した場合に支払う賠償金や和解金の金額は規模によって千差万別だが、1億円を超えることも決して珍しくない。
このような事情を背景に、企業が利用するソフトウェアのライセンスをきちんと管理することは、リスクマネジメントの一環として認知されつつある。またこれは、企業が社会的責務をまっとうするためのガバナンス強化活動の一環でもある。こうしたことから、ソフトウェアのライセンスを管理するためのIT資産管理ツールがさまざまなベンダーから提供されている。しかし、多くのツールが流通する中、ライセンス違反の防止を徹底するために十分な機能を備えたものは、意外に少ない。そうした数少ないツールの1つが、「SS1」(System Support best1)である。
では、SS1はほかのIT資産管理ツールと比べて、どこがどう違うのか? 以降で詳しく見ていくことにしよう。
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