電波は見えないからうまく制御できないし、無線LANソフトウェアの入ったノートPCを持ち歩いて障害対応するのも疲れる。だが多少の不便さは我慢できるからと、使いづらい無線LAN環境のまま業務を続けていないだろうか。
ペーパーレス推進を兼ねて会議室に無線LAN環境を導入した、とあるオフィスの風景――。お昼前後に会議をしていると、決まって電波が寸断される現象が起こる。ひどいときは数分単位で頻発し、会議にならないこともある。管理者が会議後に無線LANソフトウェア搭載のノートPCを持って歩き回ったが、腕が疲れるだけで原因がなかなか特定できない。そして数カ月後、たまたま会議室近くの電子レンジでお弁当をあたため直そうと列を成す社員を目撃し、ようやく理由が判明する。しかし、そのころには無線LANへの不信感から、共有資料を印刷して配布する旧来の会議に戻っており、ノートPCを会議室に持ち込む人はいなくなっていた……。
無線LAN構築時に、チャンネル設定や電波強度、アクセスポイントの設置間隔やセルの調整など、できる限りのことはした。それでも、本格稼働すると通信の寸断が頻発する。有線LANのように配線が見えるわけではないので、原因の特定も一苦労だ。
こうした悩みも、実はある簡単な電波検知の手段を手に入れるだけで一気に解消される。
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