「ばかうけ」の栗山米菓が選んだERP、導入担当者が魅力を語るセミナーリポート:「Microsoft Dynamics AX」導入事例

せんべいの「ばかうけ」で知られる栗山米菓がERPをリプレースした。選んだのは「Microsoft Dynamics AX」。ノンカスタマイズが前提条件だったプロジェクトで同製品が選ばれた理由は?

2010年11月18日 00時00分 公開
[ITmedia]

グループ800人規模のERPをリプレース

 せんべいの「ばかうけ」で知られる栗山米菓が2010年4月、グループ会社も含めた800人規模の業務システムをリプレースし、本稼働を開始した。同社が選んだのは、マイクロソフトが提供するERPパッケージ「Microsoft Dynamics AX」(以下、Dynamics AX)。10月20日に開催されたマイクロソフトのセミナーで、栗山米菓のプロジェクトマネジャーが説明した。

 Dynamics AXは、財務会計や生産計画、生産管理、在庫管理、購買/買掛管理、販売/売掛管理、原価管理、プロジェクト会計などの業務システムを統一されたプラットフォーム上に展開できる点が大きな特徴のERP。Microsoft Officeライクの使い慣れた操作性を提供するほか、さまざまなニーズに応じて自由にカスタマイズできる柔軟性も備えており、まさに大規模企業から中堅企業向けに最適化されたERP製品となっている。現在、国内では35社のパートナー企業を持ち、導入実績は100社を超えているという。

 今回は、栗山米菓がDynamics AXを導入した経緯から、グループ企業を含めた大規模リプレースを成功させた秘けつ、さらにはその導入効果などが紹介されたセミナーの内容をリポートしよう。


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