社内ファイルサーバを「アウトソーシング」するという新発想新サービス「iPad de プレゼン」も情報漏えい対策付きで同時リリース

「社内ファイルサーバの運用自体を外部委託したい」(情報システム部門)、「iPadを活用してプレゼンや商品説明をしたい」(営業部門)というファイル管理にかかわる要望が増える一方で、「情報漏えいが不安」という企業は多い。今回は、これらの要望を同時に解決するサービスを紹介する。

2010年12月09日 15時00分 公開
[ITmedia]

 最近の「ファイルサーバ」や「ファイルアクセス」にかかわる企業ニーズは、大別すると以下の2点に集約される。

(1)ファイルサーバ自体をアウトソースして、情報システム部門の運用管理の手間を大幅に削減したい(でも、情報漏えいなどのセキュリティ面が心配)

(2)ユーザー部門(特に営業部門)からの要望で、iPadを利用してプレゼンや商品説明を行いたい(でも、データの持ち出しはさせたくない)

 技術的には、容易に実現可能な2つの要望である「ファイルサーバ自体のアウトソース」と「iPadを利用したファイルアクセス」に対して、「情報漏えい対策を万全にした上で」という要望を付加した瞬間に、急激に実現の難易度が上がってしまう。実際、前述の2つの要望を検証したユーザー企業は多いにもかかわらず、導入にまで踏み切った企業が少ないことがこれらの要望の難しさを物語っている。今回は、一見解決困難に思えるこれらの要望を同時に解決するサービスを紹介する。

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