今こそ考えよう! 企業システムへのオープンソースソフトウェア導入オープンソースビジネス推進協議会(OBCI)

企業の基幹システムで利用が進むオープンソースソフトウェア。その利用範囲の拡大とともに、自社導入を進める企業が増えている。

2011年04月18日 00時00分 公開
[ITmedia]

 企業システムにおけるオープンソースソフトウェア(OSS)の導入は、Webサーバやメールサーバなどのサーバ環境から、Linuxデスクトップやビジネスアプリケーションを含めたデスクトップ環境にまで拡大している。

 調査会社IDC Japanは2010年11月、国内企業4407社を対象にした「国内オープンソフトウェア利用実態調査結果」を発表した。それによると、既にOSSを導入している企業は11.6%、導入検討中の企業は11.4%となり、これらの企業ではOSSの導入メリットとして、導入コストの削減(47.3%)、運用コストの削減(37.8%)などを挙げたという。多くの企業にとって、OSSは導入から運用までのトータルコストを削減できるという認識が広まっている。

 一方、OSSのデメリットとしては、緊急時のサポート対応とOSSの継続性への不安などが挙げられ、その導入促進の懸念材料となっているようだ。OSSに関心はあるが一方で不安もあり、自社導入をためらう企業もいることだろう。そうした不安を解消し、OSS導入を後押しする情報を紹介しよう。


提供:オープンソースビジネス推進協議会
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