複雑な基幹システムの災害復旧対策を低コストで実現可能にする方法仮想化事業継続ソリューション「PlateSpin Forge」

これまで何度も見直しが検討されてきた災害復旧対策。しかし、複雑な基幹システムを持っている場合、適切な対策を実現する段階までたどり着く企業はごくわずかだ。

2011年10月12日 00時00分 公開
[ITmedia]

 企業のITシステム担当者の多くが、これまで何度も災害復旧(DR)対策の見直しを検討してきた。しかし、複雑な基幹システムを対象としたバックアップ/リストア環境を構築する段階までたどり着くのは困難である。厳しいコスト制約の下、最適なDR対策の実現は難しいと考えてしまうのが現状だろう。

 また、有事にDR対策が機能するかどうかを事前に確認する際には、本番環境を停止することで事業活動が妨げられたり、再起動できない場合のリスクなども出てくる。事前検証が十分でないDR対策が果たして万全だといえるのだろうか?

 そんな中、複雑な業務システムにおいてデータの整合性を保ちながら、遠隔バックアップやクラウド上でのDR対策の仕組みを短期間・低コストで導入可能であることを実証したプロジェクトが存在する。このプロジェクトでは、複数のWindowsサーバやLinuxサーバの稼働環境を丸ごと仮想マシンとしてバックアップし、インターネットVPNを経由したリモートバックアップやクラウドサービス上でのシステム継続運用などの実証実験を行った。本稿ではプロジェクトの担当者の声を交えながら、その検証内容を紹介する。


提供:ノベル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:TechTarget編集部