高可用性データベースを2時間で構築、アプライアンスのコスト削減効果とは?ハードとソフトの“ワンボックス”でデータベース導入を容易に

データベースの導入や運用の負荷軽減に役立つのが、ハードウェアとソフトウェアを組み合わせたデータベースアプライアンスだ。そのコスト削減効果や性能を検証する。

2012年02月06日 00時00分 公開
[ITmedia]

 企業システムの担当者にとって、データベースの導入・管理コストの削減は大きな課題だ。限られた予算でいかに短期間でデータベースを導入するか、導入後にいかに安定運用するかに日々頭を悩ませていることだろう。

 これら悩める担当者に最適なソリューションが、データベース構築に必要なソフトウェアとハードウェアを組み合わせたアプライアンス製品「Oracle Database Appliance」だ。

高可用性データベースシステムを“ワンボックス”で提供

 Oracle Database Applianceはソフトウェアやサーバ、ストレージ、ネットワーク機器まで、高可用性データベースの構築や運用に必要な全ての要素を“ワンボックス”に収めたアプライアンス製品である。以下、具体的なメリットを紹介する。

メリット1:セットアップはわずか2時間、短期導入で導入コストを削減

 Oracle Database Applianceは設計や導入、性能調整といった作業の大部分を事前に済ませている。ウィザードに従って初期設定を進めると、わずか2時間程度の作業でセットアップが完了する。

写真 データベース導入に必要な時間とコストを大きく削減できる

メリット2:可用性ニーズに合わせて選べる3つのデータベース構成

 Oracle Database Applianceは、アクティブ・アクティブ構成のフェイルオーバーと負荷分散を実現する「Oracle Real Application Clusters(RAC)」、アクティブ・パッシブのフェイルオーバーを実現する「Oracle RAC One Node」、Oracle Database 11gのみ、という3構成から選択できる。

メリット3:稼働CPUコアに応じた課金で、無理のないソフトウェア投資が可能

 Oracle Database Applianceは、搭載コア数ではなく稼働コア数に対して課金する「Pay-as-You-Grow」と呼ぶライセンスモデルを採用する。

 ハードウェアに特別な変更を加えることなく、稼働させるCPUコアを最小2コアから最大24コアまで段階的に拡張できる。将来の必要処理能力が予測できなくても、「取りあえずスモールスタートする」といったアプローチが可能になる。

メリット4:ハードとソフトを一元管理する自動化ツールで、管理負荷も軽減

 Oracle Database Applianceの大きな特徴は、システムの管理作業の自動化や効率化を実現する先進のツール群だ。システムの障害を自動検知する「システム監視機能」などさまざまな機能を備える。

 なおOracle Database Applianceは、高可用性データベースの「Oracle Database 11g Enterprise Edition」を搭載している。Enterprise Editionの良さは認識しつつもコストの壁に阻まれ、やむなくStandard Editionや日本マイクロソフトの「Microsoft SQL Server」を選択してきた企業は多いだろう。Oracle Database Applianceでコストの壁を打ち破り、Enterprise Editionならではのメリットを享受してもらいたい。

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