どうふさぐ? Linux+仮想化ソフトの高可用性機能に「落とし穴」レッドハット・NEC「Red Hat Enterprise Linux 6 スマートHAクラスタパック」

仮想化ソフトの高可用性機能には、仮想ノードの内部で発生するソフトウェア障害に対応できないなどの「落とし穴」がある。その穴をどうふさぐか。ポイントはミドルウェアだ。

2011年11月30日 00時00分 公開
[ITmedia]

 Linuxと仮想化ソフトでミッションクリティカルなシステムを構築する動きが盛んだ。従来はファイルサーバやメールサーバなどの情報系システムや、開発、検証用サーバとして使われることが多かったLinuxと仮想化ソフトだが、信頼性やパフォーマンスが向上したことで基幹システムでも使われるようになってきたのだ。

 仮想環境の信頼性を高めてきたのは仮想化ソフトが持つHA(高可用性)クラスタ機能の進化だ。ただ、そのHAクラスタには落とし穴があるといわれている。仮想ノードの内部で発生するソフトウェア障害や計画保守に対応できないのだ。そこで重要になるのがHAクラスタ機能を提供するミドルウェア。仮想環境の業務停止時間を最小にするミドルウェアを紹介しよう。


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