調査結果から判明したクラウドサービスの選び方、導入企業が重視するのは?ソニービジネスソリューション「bit-drive」座談会【後編】

運用管理の負担を下げる方法として有効なクラウドサービスの利用。しかし、そのサービス選びは簡単ではない。調査結果を基にノークリサーチのアナリストと、クラウドサービスの導入企業がポイントを語った。

2011年12月20日 00時00分 公開
[ITmedia]

 中堅・中小企業では、ごく少数のスタッフで複数システムの運用管理を行っているケースが大半だ。そのような“1人情シス”状態の企業に対しては、運用管理をサービスプロバイダーに任せられるクラウドサービスが運用管理の負荷軽減とサービス安定のために有効だ。しかし、クラウドサービスの提供企業は既に乱立しており、ユーザー企業にとってサービス選びは簡単ではない。

 ノークリサーチ シニアアナリストの岩上由高氏は「クラウド化も含めた今後の業務システム構築において、中堅・中小企業からは全国的なサポート体制はもとより、ネットワーク環境からハードウェアまでをワンストップで提供できるサービスプロバイダーが求められている」と語る。

 本稿では、ノークリサーチによるクラウド導入の市場動向分析を踏まえつつ、クラウドサービスの導入を成功させた東京ダイヤモンド工具製作所 経営企画室の小久保 拓志氏と、NSファーファ・ジャパン 総務部 システムグループ 主任の染谷崇文氏に、クラウドサービス選びのポイントを聞いた。


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