データ量を意識せずに最適なバックアップ環境を実現する方法日立製作所「Hitachi Virtual File Platform」シリーズ

企業規模を問わず、非効率なストレージ運用に悩む企業は多い。特に中堅・中小企業は増え続けるデータ容量を適切に管理し、バックアップ/リストアにおける作業負荷から解放されたいというニーズが高い。

2012年02月14日 00時00分 公開
[ITmedia]

 調査会社が2011年に実施した「国内企業のストレージ利用実態に関する調査」によると、ストレージ投資の重点として最も多く回答があった項目は「データ量増大への対応」、次いで「バックアップの効率化」という結果になったという。

 増え続けるデータ容量への対応は企業の規模を問わず、企業システムにおける最重要課題だ。特に、著しく増え続けている非構造化データ(業務文書ファイルや画像、動画など)への適切な対応が求められている。しかし、部門や拠点ごとに個別最適化されたファイルサーバやNAS(Network Attached Storage)を運用している企業が多く、度重なるストレージの増設によってシステムが肥大化し、情報が分散した状態での無節操なデータ管理によってブラックボックス化するケースが多いのが現状だ。

 また、データ容量の増加に伴う影響が顕著に現れるのがバックアップ環境だ。通常、何世代にもわたり保管されるバックアップデータは、バックアップ対象のデータが増加するほど、より多くのストレージ容量が必要になる。さらにデータ増加への対策を誤るとコストを無駄に浪費したり、非効率な作業を伴う運用を強いられてしまう。

 そうした課題の解決策として、今注目されているのが「クラウド上にデータを保管するストレージ運用」だ。特に、IT予算に余裕がなく、社内にストレージ専任者がいるとは限らない中堅・中小企業にもたらすメリットは非常に大きい。本稿では、最適なバックアップ環境をクラウド化するソリューションの概要とその活用例を紹介する。


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