ビッグデータ時代に金融業界が直面する5つの課題強固で戦略的なデータマネジメントが求められる背景

他業界以上に強固なデータ管理体制が必要な金融業界。世界に目を向けると、これまでとは異なる課題に金融企業が直面しているという。データマネジメントのエキスパートに、その背景を聞いた。

2012年02月29日 18時30分 公開
[ITmedia]

 エンタープライズITの世界で、今日ほどデータの扱いが大きくクローズアップされた時期はこれまでなかったのではないだろうか。いわゆる「ビッグデータ」への対応はもちろんのこと、マスターデータ統合という「古くて新しい」課題に対しても、さまざまな新ソリューションが登場している。

 そんな中、特にデータの扱いに関してブレイクスルーが待望されている業界が、金融業界だ。言うまでもなく、金融企業は機密性の高い多くの個人情報を保持しており、極めて強固なデータ管理体制が必要とされる。それ以外にも、この業界では今、データ管理にまつわるダイナミックな動きが世界的に進行しつつある。

 こうした動きをいち早く捉え、世界中の金融・保険企業に対して先進的なデータマネジメントソリューションを提供しているのが、インフォマティカだ。現に世界中の金融企業のうち、トップ10の企業全て、そして上位50社中の30社が同社のソリューションを導入し、データマネジメントの取り組みを進めている。

 そのインフォマティカで金融業界向けソリューションの総責任者を務めるピーター・クー氏に、世界の金融業界におけるデータマネジメントのニーズの高まり、その背景について詳しく話を聞く機会を得た。同氏は、現在の世界の金融企業が「データマネジメントに関する5つの課題に直面している」と指摘する。


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