TwitterやFacebookに日々書き込まれている消費者の生の声をビジネスに生かす。そうした取り組みを実践する企業が増えてきた。ソーシャルメディアに対応するテキスト分析ツールは何を基準に選べばいいのか?
企業は生き残りを賭けた激しい競争を勝ち抜くために、自社製品や競合製品、他社の動向など、さまざまな情報を入手しようとアンテナを張り巡らせている。自社のコールセンターに寄せられる問い合わせや、自社で実施したアンケートデータをまとめることは当然のように行われているのだが、それによって正確な評価や評判を把握できるとは限らない。調査会社に製品評価の市場調査を依頼する方法もあるが、それなりのコストを捻出する必要がある。
そこで今、多くの企業が注目しているのが、インターネット上に溢れる口コミ情報だ。ブログをはじめ、TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアに書き込まれる情報からは、顧客の「生の声」「本音」を聞くことができる。しかし、こうしたソーシャルメディアの情報はあまりにも膨大すぎる。情報を集約して意見を分析し、それをビジネスに反映させるのは非常に手間の掛かる仕事といえるだろう。そこで本稿では、事例を交えてソーシャルメディア分析の有効性を紹介するとともに、TwitterやFacebookなどソーシャルメディアに対応したテキスト分析ツールを選定する際に指針とすべき「3つの条件」を解説する。
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