利用者が急増しているオンラインゲーム。このサービスを支えるネットワーク機器が吐き出す大量のログの管理を適切に処理するにはどうすればいいか。ガンホーが選んだのは低コストで実績もあるログ管理ツールだった。
ガンホー・オンライン・エンターテイメント(以下、ガンホー)は、 2002年8月の創業以来、新しいエンターテインメントを提供し続ける「総合エンターテインメントカンパニー」として、コミュニティーを重視したオンラインゲームサービス事業に注力している。特に主力サービスである多人数同時接続型オンラインRPG「ラグナロクオンライン」は、2002年12月の商用サービス開始から急速にユーザーを拡大し、同時接続者数は最大10万人を突破。オリコン顧客満足度ランキングで5年連続「プレイヤー数の多さ」部門の1位を受賞したオンラインゲームへと成長している。
このラグナロクオンラインを筆頭に「エミル・クロニクル・オンライン」「トイ・ウォーズ」など、多数の人気オンラインゲームを提供する同社にとって、ネットワークインフラの安定稼働は不可欠であり、障害原因の迅速な究明に必要なログ管理は重要な取り組みだ。オンラインゲームは24時間365日、サービスを止めることはできない。ネットワーク障害などによってサービスが長時間停止するようなことがあれば、会員数の大幅減少にもつながりかねないからだ。
ガンホーでは、これまでネットワーク機器ベンダーが提供するログ管理ツールをリース契約で導入し、オンラインゲームのインフラを支えるネットワーク機器のログ管理を行っていた。しかし、同ツールは、蓄積されたログデータから障害原因を探し出すまでに非常に時間がかかるという課題を抱えていた。そこでリース契約終了を機にログ管理ツールの見直しを決断。「Webベースのユーザーインタフェース」「直感的な操作とログの見読性」「アラート機能」の3つを必須要件として、新たなログ管理ツールの選定を開始した。製品決定の要因、導入に至るまでの経緯と、新ログ管理ツールの導入効果を紹介しよう。
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