アサヒグループが取り組むクラウド基盤構築への道「Oracle OpenWorld Tokyo 2012」事例リポート

事業会社ごとにITシステムを構築・運用し続ける時代は終わった。これからは、グループ内での共通基盤化や統合/標準化が重要になる。アサヒグループ全体のIT戦略とプライベートクラウド基盤構築の事例を紹介する。

2012年05月17日 00時00分 公開
[ITmedia]

 国内のみならずアジアを中心に世界各地に拠点を持つアサヒグループ。アサヒビールを中心とした同グループは現在、グローバル食品企業トップ10に入るレベルを目指した経営ビジョンを掲げている。

 戦場をグローバルに移し、世界の名だたる食品企業と競っていくには、さまざまな仕組みを共通化、標準化していく必要がある。その中でもIT基盤の統合はアサヒグループにとっても最も重要で大きなチャレンジの1つだった。30年以上メインフレームが主役であり、事業部門や関連会社ごとに全く別々のシステムがサイロ状態で構築されていた状態を変えることは、並大抵の作業ではなかったからだ。同社が目指した、プラットフォーム構築の事例を紹介する。


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