クライアントPC管理にかかわる大部分の作業を自動化し、IT管理者を煩雑な業務から解放する。それによって、PC管理の「隠れたコスト」を削減するとともに、迅速なリカバリを実現することでビジネスに貢献する。
企業ITの在り方について語られる際、よく耳にするフレーズに「ITはよりビジネスに貢献すべし」というものがある。いわく、企業のIT部門は既存システムの運用管理だけでなく、よりビジネス成果に直結する戦略的なIT施策に取り組むべきだという論だ。だが事実、一般的な企業のIT部門では、総リソースの70〜80%を既存システムの運用管理作業に割いているといわれる。
こうした現状を改善するために、多くの企業が運用管理作業の自動化ツールを導入し、成果を挙げている企業も少なくない。しかしそれでもなお、圧縮できない「隠れたコスト」は残る。その代表的なものが、クライアントPCのセットアップ作業だ。新規にPCを購入した際や、ユーザーが誤ってPCの環境を壊してしまった場合、PCの環境を一からセットアップし直す必要が生じるが、この作業に掛かる工数が実はばかにならない。
実際にこうした作業に従事したことがある方ならお分かりになるだろうが、手作業によるPCのセットアップは、煩雑極まりない。しかもこうした作業は、日々のルーチンタスクというよりは、突発的に発生することが多いため、費やされる工数が可視化されにくく、どうしても隠れたコストになりがちだ。
しかし、こうした課題を解決する手段がないわけではない。それどころか、近年では極めて安価で、かつ手軽に導入できるソリューションが登場してきている。デルが提供するアプライアンス型のソリューション「Dell KACE K2000」は、その代表的なものだ。次のページでは、その詳細を見ていこう。
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