スマートデバイスを企業利用する上で、セキュリティ対策とMDMは決して切り離すことのできないIT部門にとっての課題だ。それらを別々のルールで管理するのではなく、集中管理する方法がある。
スマートフォンを業務利用のために導入する企業が増えてきている。ノートPCにはない優れた携帯性と、携帯電話にはない高機能を併せ持つスマートフォンは、ビジネスパーソンの生産性を大幅に向上させるツールとして、企業から大きな期待を寄せられているのだ。
一方で、その導入に当たって必ず考慮しなくてはいけないのが、セキュリティ対策だ。つい最近まで、スマートフォンはPCと比べて比較的セキュアなデバイスだと考えられてきたが、ここ半年ほどの間でスマートフォンをターゲットにしたセキュリティ脅威が急増している。スマートフォンは携帯電話と異なり、Webブラウザを使った本格的なインターネットアクセスができるのが最大の特徴だ。これは裏を返せば、インターネットを通じて不正プログラムのダウンロードや不正サイトへのアクセスが発生しやすいということでもある。また、スマートフォンは極めて気軽に持ち運びできる分、紛失や盗難にも遭いやすい。情報漏えい事故を未然に防ぐためには、こうした事態をあらかじめ想定した対策が必須である。
しかし、スマートフォン向けのセキュリティソリューションといえば、個人ユーザー向けのアンチウイルスソフトウェアか、あるいは企業ユーザー向けのMDM(モバイルデバイス管理)ツールぐらいしか見当たらないのが現状だ。そんな中、大手セキュリティベンダーのトレンドマイクロでは、スマートフォンのビジネス利用に特化した包括的なセキュリティソリューションを提供しているという。
提供:トレンドマイクロ株式会社
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