プリマハムが、10数年利用したNotesから情報共有基盤を刷新、そのワケとは?他社では“不可能”と言われたNotes移行プロジェクト、実現の全容

プリマハムは2012年2月、Lotus Notesに代わる情報共有基盤としてアリエル・エンタープライズを導入した。その決め手は、製品の拡張性・柔軟性、そしてグループの情報活用戦略の立案をサポートする提案力だった。

2012年06月27日 00時00分 公開
[ITmedia]

 ハムやソーセージなどの食肉加工食品メーカー大手のプリマハムは、2011年に創業80周年を迎えた。「食」を通じて社会に貢献する企業として「なくてはならない会社」になるという目標を掲げる同社は、それを実現するために、「新・中期経営計画」を策定し、成長を加速させる経営戦略を展開中だ。

 そうした経営戦略を支援するための情報システム改革の一環として、プリマハムの情報システム部門が取り組んだのが、情報共有基盤の全面的な見直しだった。1998年より10数年にわたり利用してきた「IBM Lotus Notes/Domino」(以下、Notes)から、新たな情報共有基盤へ。この重要な選択に当たり、プリマハムが重視したポイントとは何だったのか?

 次のページでは、プリマハムの取り組みを詳しく見ていこう。

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