テラバイト級のデータ復旧がわずか数分! 遠隔DRを40万円以下で実現する高速リカバリソフト今注目のイメージバックアップ「ShadowProtect」でダウンタイム削減

データの急増によりバックアップ時間が長期化し、万一のデータリカバリにも支障が出るようになってきた。そんな中、イメージバックアップ方式でシステムとデータを丸ごと保護する「ShadowProtect」が注目されている。

2012年06月28日 00時00分 公開
[ITmedia]

 グローバル化の進展やサービスレベルの高度化によって、企業の事業継続への要求は厳しさを増す一方だ。情報システムの複雑化によってハードウェア障害や人的ミスなどによるトラブルは後を絶たず、ある調査によると企業の6割近くが1年に一度以上システムダウンを経験しているという。そうした背景から、精度の高いバックアップと迅速なリストアを実行して、ダウンタイム(システムやサービスの停止時間)を極力短くすることが喫緊の課題となっている。

 また、東日本大震災以降、BCP(事業継続計画)やDR(災害復旧)への優先度が上昇し、広域災害に備えるためバックアップデータを遠隔地にも保管し、RTO(目標復旧時間)を可能な限り短縮したいという要求も高まっている。

 しかし、近年は特に非構造化データが急増することでバックアップ時間が長期化し、遠隔地へのデータ転送にも時間がかかるようになった。さらに、万一の際はデータリカバリにも時間がかかり、ダウンタイムは短くなるどころか逆に長時間化する可能性も指摘されている。

 実際、TechTargetジャパンが2012年4に実施した調査によると、導入したバックアップ製品に対する不満として、「バックアップ/リストアに時間がかかる」(67.7%)、「ネットワーク/サーバに負荷が掛かる」(32.3%)、「データ量の増加に対応できない、または今後対応できない可能性がある」(29.0%)、「BCP/DRへの対策が不十分」(29.0%)、「対象メディア/デバイスが限られる」(22.6%)などが挙げられた。

 こうした問題の解決策として、スピードに優れるイメージバックアップ方式が注目されており、それに独自の技術を応用してダウンタイムを大幅に削減する「ShadowProtect」という製品が話題となっている。

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