海外拠点で必要となる「軽くて安心」なSAP導入ソリューションリコーITソリューションズ「グローバル経営情報可視化サービス」

日本企業の海外進出の流れが加速する中、海外拠点のオペレーション管理に頭を悩ませる企業が増えている。そうした課題の解決に有効なのが、海外拠点での運用に最適化したグローバルERPのソリューションだ。

2012年06月27日 00時00分 公開
[ITmedia]

 一昔前までは「グローバル経営」というと大企業に限った話だと思われていた。しかし、長引く不況や円高、国内市場の停滞などを受け、近年では中堅・中小企業も海外に活路を見いだすケースが増えてきた。それも、単に安価な人件費を求めて生産拠点を海外に移転するだけではなく、今後大きな発展が予想される新興国マーケットへの進出を念頭に、販売やマーケティングの機能も持たせた本格拠点の海外での運営を視野に入れている。

 このように、ビジネス全体の中で海外拠点が持つ重みが増してくると、いかに海外拠点のオペレーションを円滑かつ正確に回すか、そして現地の状況をいかに本社から正確に把握できるかが、グローバルビジネス成功の鍵を握ることになる。しかし、従来多くの企業が行ってきた昔ながらのオペレーションでは、適切な管理ができないというのが実情だ。

 例えば、海外拠点からの報告1つをとってみても、会計のサマリーリポートが四半期に1回Microsoft Excelシートで送られてくるだけでは、海外拠点の経営状況をリアルタイムに把握できないばかりか、その内容の正確性も評価できない。また、海外拠点の業務システムは往々にして各拠点に個別に構築されることが多い。その結果、グループ全体でのITオペレーションの効率化や最適化、ノウハウの共有などが進まなくなる。もちろんこうした状況は、ITガバナンス上の問題もはらんでいる。

 こうした状況を改善し、海外拠点も含めた企業グループ全体の経営状況をリアルタイムに可視化してグローバルオペレーションを最適化するためには、各拠点における業務を下支えするシステム基盤の統合が不可欠だ。この点において世界中で最も多くの実績を持つのが、グローバルERPの代表選手SAPの製品だ。SAPのERP製品と聞くと、「大掛かりで高価な製品」というイメージを持っている方も多いかもしれないが、同社の中堅・中小企業向け製品「SAP Business One」は、定評のあるグローバル対応機能はそのままに、極めて安価にシステムを導入できるため、中堅・中小企業の海外拠点における利用には非常に適している。

 リコーITソリューションズでは、このSAP Business Oneを核にしたグローバル企業向けソリューション「グローバル経営情報可視化サービス」を提供している。これはSAP Business Oneに、海外拠点での運用に必要なグローバル機能を備えたテンプレート群「Global Template for SAP Solutions」を組み合わせたものだ。また同社は、ERPパッケージの提供のみならず、IBM製ブレードサーバとVMware vSphereを組み合わせた動作検証済みのインフラ環境も丸ごと提供しており、さらにはシステム導入プロジェクトにも要件定義から実装、テスト、運用サポートに至る全てのフェーズにワンストップのSIサービスを提供している。

photo グローバル経営情報可視化サービスの主な特徴《クリックで拡大》

 なおリコーITソリューションズはグローバル経営をテーマにしたセミナーを開催しており、本稿で紹介したグローバル経営情報可視化サービスについても詳細な説明が行われるという。海外進出を考えている企業、あるいはグローバル経営に課題を抱えている方は、ぜひ一度足を運んでみてはいかがだろうか(詳細は下記のホワイトペーパーを参照)。

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長引く円高や国内市場の停滞を背景に、海外へ新たに進出する中堅・中小企業が後を絶たないが、その多くが海外拠点の管理に頭を悩ませていると聞く。そこで必要となってくるのが、グローバル機能を備え、かつ導入コストの面でハードルが低いERPソリューションだ。

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