スマートフォン・タブレットの本格導入を失敗させない5つのチェックポイント導入だけでなく活用や運用、廃棄を含むライフサイクル管理にも注目

スマートフォンやタブレットを本格導入する際に検討すべき課題とは何か。具体的な解決策とは。ユーザー企業の生の声を基に、導入時に押さえておきたいポイントをまとめた。

2012年07月31日 00時00分 公開
[ITmedia]

 スマートフォンやタブレットといったスマートデバイスは今、社内一部分のトライアル導入から業務システムの活用も含んだ本格展開への移行の時期にある。一方で、多くの企業は端末の導入を優先するあまり、本格的な業務活用に当たって検討すべき課題を見逃してはいないだろうか。スマートデバイスを業務に生かすために検討すべき課題は、業務システムとどこまで連携させるべきか、個人所有のデバイスはどう位置付けるべきかなど幅広い。

 TechTargetジャパンが2011年9月に実施した読者調査では、スマートデバイス導入で効果があると思う項目について聞いたところ、「顧客への迅速な対応」(58.3%)や「社内の業務処理の改善・迅速化」(55.1%)といった効果に期待する回答者が多かった。こうしたメリットを引き出すためにも、スマートデバイスの導入から利用までを見据えた検討が不可欠となる。

 スマートデバイスの本格導入に踏み切る上で、検討すべき課題は何か。本稿では、スマートデバイス導入の現場から生じたユーザー企業の生の声を基に、課題とその解決策を整理した。スマートデバイス導入を成功させるための一助としていただきたい。


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