サーバ仮想化環境のバックアップと監視を楽にする3つの方法物理/仮想化混在、ハイパーバイザー混在の管理に最適

サーバ仮想化の運用管理で難しいとされるバックアップ、そして障害やキャパシティー監視。これらは、仮想化ソフトウェアの標準ツールだけではなかなか負荷を軽減できない課題となっている。

2012年09月18日 00時00分 公開
[ITmedia]

 企業システムにおいて、サーバ仮想化は既にごく一般な技術になりつつある。TechTargetジャパンが2012年7月に実施した「サーバ仮想化導入に関するアンケート調査」によると、サーバ仮想化を既に導入済みの企業は63%に上る。2011年同時期に実施したアンケートでは、既に導入済みの企業は45%だったので、1年間で約2割も増えたことになる。

 一方で「社内体制が整わない」「技術者のスキル不足」などの理由によって、サーバ仮想化の導入に至っていない企業もまだある。サーバ仮想化を導入していても、「運用管理ノウハウ不足」「運用管理者のスキル不足」などの不安を訴える企業が少なくない。

 この調査からは、サーバ仮想化の運用管理に何かしらの課題を抱えていることが読み取れる。VMwareやHyper-Vなどの仮想化ソフトウェアには運用管理ツールが用意されているものの、運用管理業務の負荷を低減するまでには至っていないというわけだ。

 そうした課題を解決するものとしてグローバルで利用されているのが、日本クエスト・ソフトウェアが提供する運用管理ソフトウェア製品だ。数ある同社製品の中から、今回はサーバ仮想化環境のバックアップと監視に最適な3つの製品を紹介する。

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