多くの企業が事業継続性の重要性を認識し、スマートデバイスやクラウドなど新たな企業ITのトレンドが生まれている。それらの要件に応えるべく進化したユニファイドコミュニケーションが、本格的な普及段階にある。
ユニファイドコミュニケーション(UC)のソリューションが、本格的な普及段階を迎えつつある。UCはこれまでも、音声やメール、ビデオ会議などさまざまなコミュニケーションツールを統合する手法として認知されていた。多くの企業が2011年3月に発生した東日本大震災、それに続く計画停電の影響によって、事業継続の観点から「いつ、どこにいても業務を遂行できる」というUCのコンセプトと真剣に向き合うようになった。
さらにスマートデバイスのビジネス利用やクラウドコンピューティングの普及など、企業ITの新たなトレンドを背景にUCに求められる要件も様変わりしつつある。ITベンダーも新たな要件を取り込みながら、これまで以上に自社のUCソリューションの拡充を推し進めている。中でも現在市場をリードしているのが、先進的なUCソフトウェア製品「Microsoft Lync」を擁する日本マイクロソフトと、同製品を核としたUCソリューションを世界中で展開しているデルの2社だ。
この両社がタッグを組んだUCソリューションは、日本においても既に数多くの企業によって導入・活用されている。一体なぜ、両社のソリューションが広くユーザーに受け入れられているのだろうか。本稿では、両社でそれぞれUCソリューションの最前線に立つキーパーソンの対談を通じて、そのソリューションの具体的な特徴を明らかにしていく。
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