デバイスの多様化や仮想技術の導入でますます複雑化する企業のIT環境。管理者を悩ませるこうした時代に、企業のIT資産管理を確実かつ効率的に実現する方法がある。
物理環境と仮想環境、オンプレミス型とクラウドといったように、1つの企業の中でIT環境が複雑化している。デスクトップPCすら仮想化で実体が見えなくなってきた。アプリケーション形態もローカル、Web、ストリーミングなどと多種多様だ。
また、1人のユーザーが複数のデバイスを持つ「マルチデバイス」が一般的になっている。デスクトップPCやノートPCだけでなく、場所を問わずに使えるタブレットやスマートフォンなどのスマートデバイスを含むと、1人で3、4種類のデバイスを業務で使う。さらには、私物端末の業務利用(BYOD)も普及し始めた。
「もう、いいかげんにしてほしい」。これがIT管理担当者の本音ではないだろうか。IT環境は複雑で移ろう有機体である。「どこで誰が何を使っているか」を正確に把握しながら適切に運用していくのは至難の業だが、リスク管理上、ソフトウェアライセンスをしっかりひも付けなければならない。ますます複雑化、多様化する企業のIT資産管理に必要な要件とは?
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