犯罪の証拠をデータからあぶり出すJi2、そのサーバ選定の鍵は?スペックや構成の柔軟性を重視

データ分析を犯罪や訴訟の証拠解析に生かすJi2。ビジネス拡大に伴うデータ量の増大に対処すべく、サーバ刷新を決断した。Ji2がサーバ選定に当たって重視した要素とは何か。

2013年03月15日 00時00分 公開
[ITmedia]

 犯罪や訴訟問題の原因究明や調査のために必要なデータを各種機器から収集/分析し、法的な証拠を示す――。こうした「フォレンジック技術」を基にしたサービスをグローバルに展開する企業がJi2だ。企業の内部犯罪に関わるデータ分析、グローバル企業の各種訴訟問題に関わる弁護士事務所の電子証拠開示(eディスカバリー)業務などをサポートしている。

 Ji2のサービスを支えるのは、さまざまな機器から収集したデータを分析するシステムだ。同社のビジネス成長やデータの多様化が進むのに伴い、データ分析システムで処理するデータ量も増大。特に、収集したデータの初期分析を担うサーバ基盤の強化が重要な課題となっていた。

 サーバ基盤の刷新を決断したJi2は、複数ベンダーのサーバをテスト導入し、性能やパフォーマンスなどを検証。結果として同社が導入したのは、大手ベンダー製品にはない特徴を備えたユニークなサーバだった。同社はどういった基準でサーバを選定したのか。導入に至るまでの経緯と、採用の決め手となったポイントを聞いた。


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