システム更改後の改修コストをゼロに近づける、たった1つの方法とは?複雑なシステムのパフォーマンスをどう堅持するか

ビジネスニーズを実現する上で、避けては通れないシステム更改。だが新しいシステムにリスクは付きもの。更改後も確実にパフォーマンスを担保するための秘策とは何か?

2013年05月13日 10時00分 公開
[ITmedia]

システム更改後のパフォーマンスをどう堅持するか?

 Webシステムの開発は企業にとって大きなチャンスだ。ニーズに応じてユニークなアイデアを迅速に反映しやすい上、収益の柱に育つ可能性を秘めている。しかしリスクも潜んでいる。もしWebシステムへの更改後にパフォーマンス問題が生じれば、収益どころか損失を生んでしまう危険性がある。手戻り修正のために多大なコスト、工数が発生するとともに自社の信頼を失うことにもなりかねない。

 一般に、システム開発プロジェクトには「1:10:100の法則」があるといわれる。これは設計段階で発覚した問題解決に掛かるコストが1とすると、開発段階では10倍に、リリース後では100倍になることを意味する。これを避けるためには、できるだけ早い段階で問題の芽をつむ他ない。

 だが、ここに1つのジレンマがある。新しいシステムを構築する場合、「いつ、誰に、どのようにアクセスされるか」など正確な予測が難しいことが多い点だ。「サイジングは十分か」「どれほどのアクセス集中に耐えられるのか」など事前に把握できないことばかりだ。にもかかわらず、開発者はシステムのパフォーマンス担保を求められる。一体どのようにして“これから作るシステム”のパフォーマンスを保証すればよいのだろうか?


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