サポート終了まで1年を切ったWindows XP。そのさらに1年後にはWindows Server 2003のサポートが終了する。Windows 8またはWindows 7の移行に合わせてサーバをWindows Server 2012に入れ替えると、さまざまなメリットが生まれることはあまり知られていない。
2014年4月のWindows XPサポート終了まで残り1年を切った。今なお膨大な数が稼働するWindows XPのサポート終了については、IT専門のメディアだけでなく一般紙やテレビでも話題になっているだけに、多くの企業がWindows 8またはWindows 7へ移行する取り組みを急ピッチで進めている。
しかし、もう1つ重要な事実があることを忘れてはならない。それは、2015年7月に予定されているWindows Server 2003のサポート終了だ。
調査会社IDC Japanが2012年に発表した調査によると、国内で稼働する約220万台のサーバのうち、Windows Serverのシェアは73.7%。そのうちの何と45.6%が、10年前に発売され、2年後に延長サポート期間の終了を迎えるWindows Server 2003で動作している。さらに、既にサポート終了したWindows 2000 Server以前を含めると半数を超えるのだという。もちろん、2012年から2013年にかけてその数は減っているはずだが、最新のWindows Serverへの移行が劇的に進んでいるわけではない。
こうした現状を打破すべく、日本マイクロソフトはサーバベンダー各社との協業により、Windows Server 2003からの移行を推進する施策を展開している。これを受け、デルではWindows Server 2003移行サービスの提供を開始する予定だ。
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