自社Webサイトは“マルウェア自動感染サイト”になっていないか?止まらないマルウェアの不正な埋め込み

自社Webサイトがマルウェア感染の“加害者”に――。相次ぐWebサイトの改ざんは、顧客に直接的な被害をもたらしかねない。その理由とは何か? 具体的な対策とは?

2013年05月23日 00時00分 公開
[ITmedia]

 企業のWebサイトを改ざんする事件が多発している。米Googleの調べによると、同社が提供するセーフブラウジング機能で1日9500サイトが悪質なWebサイトとして検出されている。これらはフィッシング詐欺の温床となるだけでなく、自社のWebサイトが「加害者」となる危険性をはらんでいる。

 Webサイトはなぜ改ざんされるのか。改ざんされたWebサイトが加害者となるのはなぜか。本稿は、Webサイトのセキュリティを取り巻く最新状況と、具体的な対策を検証する。

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