仮想デスクトップ環境の導入・運用における課題は、どこまで解決されたのだろうか。現場をよく知る仮想化とセキュリティのエキスパートが、技術的な側面も含めて話し合った。
国内の企業・組織における、仮想デスクトップ環境(VDI)の導入が加速化している。IDC Japanが2013年4月に発表した国内クライアント仮想化市場予測によると、2012年の法人向けクライアント端末における仮想化導入率は20.2%。2013年には24.3%、2017年には48.7%に到達すると、同社は予測しているという。
企業やその他の組織がVDIを導入する理由はさまざまだ。だが、最終的には社員などのエンドユーザーに対し、セキュリティの確保された、快適なデスクトップ環境が提供できなければならない。実際の導入や運用において、安心で快適な仮想デスクトップ環境の実現を阻んできた課題は解決されたのか。2人のエキスパートが対談する。
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