中部地区のSI事業で躍進を続ける萩原電気――その秘密とは?地場企業ならではのきめ細やかさ

愛知県に本社を構える萩原電気は、中部地区におけるシステムソリューション事業で業績を着実に伸ばしている。情報収集や人材確保で有利な大手SIerと同社が戦える理由とは何か?

2013年06月20日 00時00分 公開
[ITmedia]

 自動車メーカーを中心にそれらの企業に部品を供給する多様なサプライヤーなど、数多くのメーカーが本社を構える中部地区。萩原電気はこの地を拠点に事業を展開する総合エレクトロニクス企業だ。

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 「創造と挑戦」を経営理念として1948年に創業。以来、業務効率の向上に直結する製品・サービスの提供に注力してきた。今ではIT機器の販売とSIを行うソリューション事業と、電子・情報デバイスの開発から販売までを手掛ける開発生産事業、電子デバイスの販売と開発サービスを行うデバイス事業を3本柱に事業活動を展開している。

 萩原電気はPCやサーバの販売代理店としての基盤を築き、自動車メーカーなどの大手顧客を開拓することで着実に業績を伸ばしている。次なる成長軌道を描くべく、約5年前からはシステムを一から提案・構築するソリューション事業に本腰を入れており、その努力は今、確実に身を結びつつある。

 しかし、情報収集の面では、多くのソリューションベンダーが本社を置く首都圏のSIerの方が有利と言わざるを得ない。技術者の数の面でも同様だ。こうした状況の中で、同社がSI事業で躍進を遂げられた理由はどこにあるのだろうか?


提供:萩原電気株式会社
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