ネット選挙解禁――政党が挑んだセキュリティ対策とは?なりすましと改ざん対策が肝に

インターネットを使った選挙運動が解禁されて初の「ネット選挙」が終了した。ネット選挙で、各政党や候補者がどういったセキュリティの課題に直面し、どう解決したのか。動向を追った。

2013年07月22日 00時00分 公開
[ITmedia]

 2013年7月21日に投開票が終了した第23回参議院議員通常選挙。これは公職選挙法でインターネットを利用した選挙運動が解禁された選挙、いわゆる「ネット選挙」の初めての事例として注目を集めた。立候補者、政党が取った数々のネット選挙対策は、有権者だけでなく、企業におけるセキュリティ対策にも幾多の教訓を残した。

 ネット選挙のセキュリティ課題を見ていくと、決して人ごとではないことが分かる。今回のネット選挙で政党や候補者は何を課題だと見なし、どういった対策を講じたのか。その疑問に答えていこう。

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