高速なデータ処理基盤として、複数のメーカーが提供しているDWHアプライアンス製品。各社が提示する製品資料を読み比べるだけでは、最適な1台を選ぶことは難しい。失敗しない製品選定・導入のポイントとは何か?
年々増加するデータの処理に対応するため、高速なDWHアプライアンスの導入を検討する企業が増えている。ただし、ユーザー企業が強く求めているのは、単に高性能な製品ではなく、自社の要件に最適なDWHアプライアンス製品だ。
実際、ベンダー各社が提示する性能データ/仕様を、自社の要件、業務に照らし合わせて評価する作業には細心の注意が必要だ。単純に比較表を作ったところで、全製品の全項目に○が並ぶことだろう。選定作業をスムーズに、かつ納得のいく形で進めるためには、ITインフラの深い知識とベンダー中立の観点が不可欠となる。この点で、その道のエキスパートとタッグを組むことは確実・効率的な方法の1つだ。
本稿ではマネーローンダリング対策における膨大なデータ処理の高速化を図るべく、DWHアプライアンスの選定、導入を行った三菱東京UFJ銀行の事例を紹介する。高レベルの信頼性が求められる同行のシビアな要件を基に、数あるDWHアプライアンスの中から最適な製品を選ぶ上で何がポイントとなったのか? 「間違いのないDWHアプライアンス選び」のツボを紹介する。
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