昼夜を問わずビジネスが動き続ける今日。サービス停止を伴うシステム変更や増強への社内外からの風当たりは強くなっている。仮想化によりサーバの可用性が高まる中、なぜネットワークは止めなければならないのか?
ここは、とある中堅規模の産業機器メーカーである「にしき川製造」。東京本社の他、大阪と名古屋に支社があり、さらに国内3拠点に工場を保有。在庫管理や会計処理などの基幹業務システムをデータセンターで運用している。
グローバル展開を目指すにしき川製造では先日、同社初となる海外支店の立ち上げが決まった。これを受けて全社を挙げた準備が行われており、情報システム部門でもデータセンターのインフラ拡張のためのプロジェクトが立ち上がった。
今回のプロジェクトリーダーは、情報システム部門の犬塚君。過去にもメンバーとしてインフラ拡張プロジェクトを経験済みだが、初めてリーダーとして大規模なプロジェクトを担当することになった。やる気十分の犬塚君の前に、スイッチ増設に伴うネットワークの停止をめぐってさまざまな課題が立ちはだかる……(イラストにマウスオーバーすると、左右にイラストをめくるボタンが表示されます)。
(イラスト:たかBsya/ad-manga.com)
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