教育機関のタブレット活用に役立つ無線LAN。だがコストの壁に阻まれ、無線LANの導入や拡充に二の足を踏む教育機関は少なくない。トータルコストを抑え、快適な無線LAN環境を整備する具体策とは?
教育機関で進むタブレットの活用。その際に重要になるのがネットワークインフラだ。スマートデバイスは有線LANポートを持たないことがほとんどであり、校内LANへの接続も考慮すると、無線LANの導入が必須となる。
「大勢の学習者へ同時に資料を配布する」「教室同士の距離が近いため電波干渉が起きやすい」など、教育現場に特有の課題は少なくない。そのため無線LANには、信頼性や新しい技術を柔軟に取り入れられる拡張性が重要となる。加えて、セキュリティや保証、サポート、運用管理など、さまざまな要素とコストを総合的に考慮しなければならない。
こうした課題は、どうすれば解決できるのだろうか? ここでは教育機関の中で東京工芸大学や駿河台大学といった先駆的な教育機関の取り組みに触れつつ、具体策を紹介しよう。
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