「いつまでも終わらないバックアップ」から解放されるには?ソフトウェアやストレージだけでは解決できない

企業が扱うデータ量が急速に増大する中で、バックアップの問題が顕在化している。バックアップソフトウェアやストレージなどの部分的な対策だけでは解決は難しい。効果的な解決策とは何か?

2014年07月10日 10時00分 公開
[ITmedia]

 ビッグデータのキーワードに象徴されるように、企業が扱うデータは急速な勢いで増大を続けている。これらのデータは、「ヒト・モノ・カネ」と並ぶ経営資源の1つとしてさまざまな業務の運営を担うと共に、収益向上や競争優位性の強化など、企業に新たな価値をもたらす源泉としても重要度を増している。

 一方で多くの企業が直面しているのが、データ保護や業務継続計画(BCP)/災害復旧(DR)の手段であるバックアップ/リストアにまつわる問題だ。データ量の増加と共にバックアップの処理時間が長くなり、業務に支障を来たさずに済む所定の時間内に終わらないといった事態を招きかねないのだ。また、バックアップデータを収容するストレージの追加コストや、管理負荷の増大も切実な問題として企業にのしかかる。

 対策はあるのか。バックアップソフトウェアの導入やストレージの見直しが対策として挙げられるが、こうした部分的な対策だけではその場しのぎにしかならない。求められるのは、クライアント(ソース)からターゲット(保存先)までを包括し、パフォーマンスの高さと低コストを両立した解決策だ。その具体像を見ていこう。


提供:デル・ソフトウェア株式会社
アイティメディア営業企画/制作:TechTargetジャパン編集部