AS/400は、信頼性が高く今日も使われ続けているオフコンの代名詞だが、オープン系システムとの連携や技術者不足などの課題があるのも事実だ。しかし、IBM i が動くクラウドサービスが登場し、課題を一掃できるという。
LinuxやWindows、UNIXを用いたオープン系システムが全盛の企業ITの世界で、依然として変わらぬ存在感を示し続けるIBMのOS「IBM i 」。古くは前身の「System/38」「AS/400」の時代から20年以上にわたって使い続けている企業があるなど、いまだに多くの企業の基幹システムを支え続けている。
実際のところ、IBM i にはオープン系技術にはない、さまざまなメリットがある。特に、ハードウェアを新しいものに入れ替えてもアプリケーションがほぼ100%そのまま動くという、オープン系技術では考えられないほど高い互換性は、長きにわたり使い続ける基幹システム用のプラットフォームとしては、ある意味理想的かもしれない。
その一方で、近年ではIBM i を使い続けることの難しさも出てきた。例えば、IBM i を知る技術者の高齢化や、他のオープン系システムとの連携などがそれだ。かといって、長年にわたり使い続けてきたIBM i 上で動作するアプリケーションを、一気にオープン系に移行するには莫大なコストやリスクが付き物……一体、どうすればいいのか?
こうした課題の解として提案したいのが「IBM i のクラウド活用」だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
提供:株式会社IIJグローバルソリューションズ
アイティメディア営業企画/制作:TechTargetジャパン編集部