4つの用途で考える、Windows Server 2003移行のサーバ選びスペックだけでは選ばない

Windows Server 2003移行でおろそかになりがちなサーバ選定。代表的な4つの用途(ファイルサーバ、サーバ仮想化、バックアップ/DR、VDI)を想定し、Windows Server 2012を最大限に活用するためのサーバ選びのノウハウを解説する。

2014年06月30日 10時00分 公開
[ITmedia]

 2015年7月14日に迫る「Windows Server 2003」の延長サポート終了。それに合わせて、「Windows Server 2012」へ戦略的に移行することは、ワークスタイル変革やクラウド活用といったイノベーションを実現する大きなチャンスと捉えることができる。

 しかし、Windows Server OSのみに気を取られ、サーバの選定をおろそかにしては、最適なシステムを構築することが難しくなる。例えば、注目のHyper-Vを快適に活用したいのであれば、厳しいハードウェア要件を満たすマシンが必要である。最新OSにマッチしたハードウェアを組み合わせてこそ、その価値を最大化できるのだ。

 とはいえ、不必要に高価なハイエンドマシンを購入するのも問題である。サーバを選定する際には、用途や予算(価格)、設置スペース、スペックといった直接的な要件に加えて、ハードウェアの堅牢性や拡張性、ベンダーのサポートなど、投資対効果につながるあらゆるポイントに目を向け、総合的に判断する必要がある。

 本稿では、「ファイルサーバ」「サーバ仮想化」「バックアップ/ディザスタリカバリ(DR)」「仮想デスクトップ(VDI)」という4つのシナリオを想定し、「Windows Server 2012を最大限に活用するために必要なハードウェア選びのポイントについて解説する。


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