Windows Server 2003延長サポートが2015年7月15日に終了するが、いまだこの古いOSを使い続ける企業は少なくない。移行に二の足を踏む企業が「これなら」と首を縦に振る製品とは?
2015年7月15日、日本マイクロソフトによる「Windows Server 2003」の延長サポートが終了する。ようやく「Windows XP」からの移行を済ませたばかりのタイミングで、対応が遅れている企業も少なくないだろう。MM総研のリポートによれば、2014年10月末時点において、国内で稼働するx86サーバの12%に相当する26万4827台がWindows Server 2003を搭載しており、そのうち22万3327台を保有するのは中堅・中小企業などであるという。
メーカーサポートのない古いOSを使い続けるのは、セキュリティ上に大きな問題があり、ハードウェア故障や運用コスト増大のリスクを抱えることとなる。また、現在は最新OSへの移行ツールなどが提供されているが、バージョンが進めば一切対応できなくなる恐れもある。
もちろん、これまで古いサーバを使い続けてきた企業には、それなりの理由があるのだろう。端的にいえばコストの問題だ。だが、もう限界だ。移行に要する時間を考えれば、もはや一刻の猶予も許されない。サポートが切れた状態が長く続けば続くほどリスクは増大する。
全国の中小企業が今から最新のOSを搭載したサーバに移行するとすれば、どのような選択肢が考えられるだろうか。まず、コストパフォーマンスは最も重要である。また、手狭なオフィスでの利用を想像すると、小型で堅牢、静音といったことも要件となってくる。もちろん、メンテナンスの容易なものが望ましい。
「Windows Server 2012」は、流行の「ワークスタイル変革」の要になるサーバ用OSである。少ない投資でさまざまな要件を満たしつつそれが実現できるのであれば、これまで腰の重かった企業でも古いサーバのリプレースが積極的に進むというものだ。
本稿では、そうした中小企業に“都合のいい”サーバを紹介しよう。
提供:デル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:TechTargetジャパン編集部