SDNが受け入れられるために克服すべき「5つの課題」ユーザー企業が安心して導入できる製品は?

SDNは、ネットワーク業界における最も重要なトピックの1つだが、受け入れに関してハードルを感じている企業はまだ多い。さらに普及するために、SDN製品が克服すべき課題とは何なのだろうか。

2015年02月23日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 過去4年近くにわたり、ネットワーク業界を賑わせてきたSDN(Software-Defined Networking)。関連製品は多数提供されるようになってきた。だが全体としては、まだ多くの企業に受け入れられているとはいえないだろう。

 どんな技術でも、それが画期的なものに見えるほど、大きな期待が生まれる。中には、「何でもできてしまうのではないか」、あるいは「導入しさえすれば、ほとんどの問題は解決してしまうのではないか」といった過度な期待もある。

 関連ベンダーはこの期待の波に乗って製品を市場に送り出すが、「過度な期待」に応えられるわけはない。そこでユーザー企業の「期待外れ」が発生する。だが、その技術の正しい姿が理解されるようになるにつれ、普及が進むというのが一般的な流れだ。

 SDNの場合はどうだろうか。その発想は、全体として画期的であり、多くの組織にとってのメリットにつながる可能性があるにもかかわらず、実際に提供されている製品は、残念ながら「適度な期待」にも応えにくいものになってしまっているのではないだろうか。

 SDN製品がさらに普及するために、克服すべき5つの課題を解説する。


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