企業が取り扱うデータ量が増加している。ストレージのコストを抑えつつ、いかにデータをビジネスに役立てるかが課題だ。クラウドやSSDなどの技術を活用しながら運用管理までを考慮した柔軟なデータ管理が必要となる。
企業が扱うデータ量は年間40%の成長率で増加し、全世界のデジタル情報量は2020年には40ゼタバイト(ZB)を超えることが予測されている。ビッグデータやIoT(モノのインターネット)の広がりとともにインターネット経由でやりとりされる情報が増え、企業内のデータもストレージの低価格化やリッチコンテンツなどのファイルサイズの肥大化によって増大しているのが現状だ。
近年、多くの企業では、こうした膨大なデータを上手に活用して、ビジネスに役立てることが求められている。しかし、データ量の増大に合わせてその都度ストレージを追加していくだけでは、運用管理の手間やコストを増やすだけになるだろう。
データを有効活用することによってビジネス環境の変化に素早く対応し、また、データ保護とコスト削減を両立しながらスムーズな運用管理を行うために、IT部門は今、どのような戦略を立てていけばいいのだろうか。
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