ノッティンガムシャー州議会に続き、シュロップシャー州議会が導入済みのiPadとBlackBerryを破棄し、Windowsデバイスに移行した。シュロップシャー州議会が選んだのはSurface ProとLumiaだった。
英シュロップシャー州議会はデスクトップIT戦略を見直し、米MicrosoftのEnterprise Agreement(EA)を利用してOffice 365を実行する複数のデバイスをサポートすることを決定した。
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議会ではこれまでWindows XPからWindows 7への移行や、BlackBerryからMicrosoftのLumiaスマートフォンへの乗り換えを進めてきた。現在は、iPadから中国LenovoのデバイスとSurface Proを使用したハイブリッドタブレット環境への転換を進めている。また、「Microsoft Enterprise Mobility Suite」も導入しており、2015年から2016年にかけてITで50万ポンドのコスト削減を目指している。
「英Orange Mobileと契約してBlackBerryを導入したが、契約終了を機にBlackBerryから(別のスマートフォンに)変えようということになった」と語るのは、2013年7月にシュロップシャー州議会に加わりICTマネジャーを務めるバリー・ウィルキンソン氏。
議会は通信プロバイダーを英Vodafoneに変え、1ユーザー当たり月額5ポンドの契約を選んだ。この契約には、BlackBerryの代わりとなるスマートフォンとしてLumiaが含まれていた。ウィルキンソン氏は、BlackBerryは最新のスマートフォンに比べて機能が限られていたと話す。
また議会は、ユーザーのIDとアクセス管理(IAM)、モバイルデバイス管理(MDM)、ファイルとデータの保護機能のサポートのためにMicrosoft Enterprise Mobility Suiteを検討した。
シュロップシャー州議会は、BlackBerryのセキュリティ確保に使用していたBlackBerry Enterprise Serverのデバイス管理機能を、MicrosoftのIntuneにリプーレスした。
BlackBerryからLumiaへの移行に際し、議会が直面した課題の1つは自動登録だ。
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