あらためて確認する、「オールフラッシュストレージ」選択のポイントEMCジャパン株式会社提供ホワイトペーパー

従来のHDDを使用したストレージ製品に代わって注目を集める「オールフラッシュストレージ」。高いI/O性能でアプリケーションの動作を大幅に高速化できることが最大のメリットとされている。しかし、その点だけに着目して製品選択をするのは危険だ。

2015年05月21日 10時00分 公開
[ITmedia]

 「オールフラッシュストレージ」において、記憶媒体をHDDから大容量のSSDに切り替えただけでは、その特性を十分に生かすことはできない。例えばテラバイト級のデータを扱う分析業務、数百や数千単位のユーザーのVM(仮想マシン)を稼働させる仮想デスクトップサービスなどでは、ストレージアレイ全体の性能最適化が確保されている必要がある。

 性能の最適化とはフラッシュの能力を常に最大化することにつながる。そのためには、いかなる利用環境でも、SSDとCPU、RAM、ホストポートなどがバランスの取れた状態で拡張されなくてはならない。そしてパフォーマンスが容量使用率、ボリューム数、データセットのサイズに影響されず、パリティのための領域確保によってユーザーの使用領域が圧迫されないことも大切だ。またデータの書き込みでも、重複排除以外にSSDへの書き込み量を減少させる工夫がどの程度施されているか、といったこともチェックすべきである。

 本ホワイトペーパーは、「EMC XtremIO」を取り上げ、データ保全の仕組みなど、単に処理能力の“速さ”だけが売りではない、総合評価の高いオールフラッシュストレージ製品を選ぶポイントを解説している。