堅牢性や信頼性が支持され、多くの企業で現役稼働するメインフレーム。モバイルやクラウドといった最新技術とは無縁だと思われがちだが、実はそうではない。最新技術でメインフレームを生かす方法を紹介する。
メインフレームは、いずれオープン系システムに全て置き換わる。こう考えるICT担当者は少なくないだろう。実際には長年にわたる運用実績に裏打ちされたノウハウや信頼性を評価し、メインフレームを基幹システムとして使い続けている企業は相当数存在する。しかしながら、オープン系システムの技術にしか触れたことがないICT担当者にとって、メインフレームは縁遠い存在に思えてしまうのも理解できる。
モバイルやクラウドといった最新技術の恩恵を受けやすいことが、オープン系システムの大きなメリットだ。だが、メインフレームはこうした最新技術を生かすことが難しく、さらにオープン系システムとは異なるスキルも必要で扱いづらいと考えるICT担当者は多いのではないだろうか。
だが実は、モバイルをはじめとする最新技術を活用してメインフレームのアプリケーションにアクセスする手段がある。しかも、メインフレームのデータを簡単に扱えるようになる。現役で基幹システムを担うメインフレームが、オープン系システムのように最新技術のメリットを享受するにはどうすればよいのか。本稿では、その方法とメリットを具体的に紹介する。
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