「データ経営」への意識が高まる中、ストレージの注目度が上がっている。ユーザーが重視すべきはコストパフォーマンス。26製品の第三者比較結果で分かった、コストと性能のバランスに優れた製品の要件を解説する。
仮想化、クラウド、モノのインターネット(IoT)、ビッグデータ、アナリティクス──何かと話題となるキーワードを根幹から支えているものがある。こうした技術やサービスは、全て「データ」によって成り立っており、データをビジネスのアクセルとして活用していくというものだ。これらの取り組みを成功に導くためにも、まずはデータを“上手”に扱えるかどうかが重要なカギを握っている。
データの保管や処理の基礎となるのは、やはりストレージだ。どんなに上層のアプリケーションが高性能でも、貴重なデータを正しく安全に保管して、求めに応じて素早く提供できるストレージがなければ、システム全体の品質が低下してしまう。
もちろん、無尽蔵に予算を掛けられるわけでもないから、コストパフォーマンスも重要だ。できるだけ安価に、できるだけ高性能なストレージを入手したいというのは、全ての運用担当者の願いであろう。
これは、米国の第三者機関、Storage Performance Councilの調査結果を元に、各社のストレージ製品のスループットと価格を示したグラフだ。右上にプロットされているほど、コストパフォーマンスに優れているということだ。今回は、グラフに星マークで示した製品に焦点を当て、どのようなストレージがIoTやアナリティクスなどの最新テクノロジーに適しているのか、詳しく解説しよう。
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