プライベートクラウドの“簡単”構築の第一歩を踏み出そう自社でもオンプレミスとクラウドの“いいとこ取り”を

予算や人的リソースが限られる中堅・中小規模企業では、プライベートクラウドの構築・運用が難しいといわれる。しかし、諦めるのはまだ早い。手軽に構築・運用できる方法がある。

2015年07月13日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

プライベートクラウドの構築・運用は、やはり大企業でなければ難しい?

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 例えば、開発環境用途などで必要な仮想マシンの数が頻繁に変化する企業では、クラウドサービスを活用するのが効果的だ。しかし実際には、

  • セキュリティポリシー上、社外にはデータを置けない
  • ビッグデータ解析の業務で遅延発生を防ぐために、オンプレミスで使いたい

など、さまざまな事情で外部のクラウドサービス(パブリッククラウド)を利用できないケースも多い。

 このような場合、自前のインフラでクラウド基盤を構築する「プライベートクラウド」という選択肢もある。しかし、その構築・運用には多大なコストと時間を要する。特に、これまでオフィス内にサーバを設置していたような支社や支店、中小企業では、インフラを設置するためのデータセンターの確保から始めなければならない。さらに、どんどん進化し続けるパブリッククラウドと同等の機能や使い勝手を自前のプライベートクラウドで実現するのは、技術的にも非常に難しいのが現状だ。

 予算や人的リソースが限られ、専門的なノウハウもない企業にとって、やはりプライベートクラウドは“高根の花”なのだろうか。本稿では、もっと簡単にプライベートクラウドを実現する方法を紹介する。


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