鹿児島放送がこれからの電話システムにクラウド型PBXを選んだ理由とはワークスタイル変革とBCP対策にも効果的

鹿児島放送では、各支社で導入したPBXが老朽化し、更改の時期を迎えていた。新たな電話システムにはクラウド型PBXサービスを選択することで、短期間で移行を完了した。そのポイントを探る。

2015年07月28日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 老朽化したPBX(構内交換機)をどうするか、設定変更のたびに掛かる保守コストを削減できないか、ワークスタイルの変化に柔軟に対応できないか――。拠点設置のPBXを管理する電話システムの担当者なら、誰もがいずれ直面する問題だ。

 国内3拠点でPBXの更改が必要となった鹿児島放送が選んだのは、もはやPBXを社内に持たず、クラウドサービスで利用するという選択肢だ。

 小規模から安価にスピード導入でき、保守コスト、通話料金を大幅に削減、さらには記者の機動力を向上し、コンテンツ制作力や取材力の底上げまで視野に入れたという同社の計画とは。鹿児島放送 専務取締役 永池誠吾氏と情報システム室副部長 上野真一氏にお話をうかがった。

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