TechTargetジャパンは2015年6〜7月、「ストレージの利用状況に関する読者調査」を実施した。調査結果からストレージ製品・サービスの導入・検討状況、業務利用の状況が明らかになった。
TechTargetジャパンは2015年6〜7月、TechTargetジャパン会員を対象に「ストレージの利用状況に関する読者調査」を実施した。調査結果からは企業のストレージ導入・検討状況、業務利用の状況が明らかになった。本稿では、その一部を紹介する(全ての結果を記載したリポートは、文末のリンクから会員限定で閲覧可能)。
目的:TechTargetジャパン会員のストレージ製品の導入状況について調査するため
方法:Webによるアンケート
調査対象:TechTargetジャパン会員
調査期間:2015年6月8日〜7月5日
有効回答:333件
自社で導入・検討中のストレージ環境の種類を聞いたところ、全体の66.7%が「NAS」を導入済みと回答。以下、「クラウドストレージ」(32.8%)、「SAN」(24.4%)と続いた(図1)。導入を検討するシステムの種類は「ストレージ仮想化環境」が最も多かった。
ストレージ環境の満足度を聞いたところ、「とても満足している」(3.6%)、「ある程度満足している」(48.6%)を合わせると「満足している」という回答が過半数を占めた。一方、「どちらかというと不満がある」「不満がある」の回答者に、不満である理由をたずねたところ、「データ量の増加に対応できない、または今後対応できない可能性がある」が最も多く(63.8%)、「バックアップ処理に時間がかかる」「運用・保守における人的負荷やコストが大きい」(42.6%)と続いた(図2)。
ストレージ環境を導入/更新する際、特に重視するポイントを聞いたところ、「費用対効果」(54.9%)、「バックアップ/リストア処理の性能」(48.7%)が上位になった(図3)。次いで、「運用管理のしやすさ」(44.5%)、「導入のしやすさ」「システムの信頼性」(43.2%)などが挙げられた。
その他、回答者の詳細な属性や、ストレージ環境に導入予定または検討中の機能やサービス、クラウドストレージやフラッシュストレージの導入/検討状況など、本稿で紹介できなかった内容も含めた調査リポートの完全版を提供している。以下から詳細なアンケート結果が無料ダウンロードできるので、ぜひ確認していただきたい(TechTargetジャパン会員限定)。
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