企業のセキュリティ対策や管理容易性に富んだ仮想デスクトップソリューション(VDI)。ヴイエムウェアとデルは、常にVDIの最先端に位置付ける製品を発表し続けている。デルがVMworld 2015で披露した最新技術を見てみよう。
来場者2万3000人超――クラウド関連のイベントとしては世界最大級の「VMworld 2015」がこのほど、米サンフランシスコのモスコーニセンターで開催された。
現在、多くの企業がITインフラとしてクラウドを選択しており、プライベートクラウド環境を活用してデスクトップ仮想化(VDI)を導入する企業も増えつつある。同イベントでは、クラウド環境を構成するための仮想化ソフトウェア「VMware vSphere」「VMware NSX」やストレージソフトウェア「VMware Virtual SAN」(VSAN)のさらなる進化に向けた取り組みが発表され、VDI環境を一層コスト効率よく実現するための道が示された。
これに伴って多数のITベンダーがVDI関連の最新技術を披露する中、ひときわ存在感を放っていたのがデルのブースだ。同社は新製品の他、公式発表していない“未発表製品”も参考出展。日本人を含む多くの来場者の注目を集めていた。
「VMworld 2015のテーマは“Ready for Any”。つまり、あらゆるデバイス、あらゆるアプリケーションに対応する環境を、クラウドによって実現することを指しています。今年はクラウドの普及を受け、例年よりも大きな盛り上がりを感じました」という成田孝弘さん(クラウド・クライアント・コンピューティング事業部 SEマネージャ)の話を基に、同社ブースで披露されたことを紹介しよう。
提供:デル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:TechTargetジャパン編集部