企業システムで発生するデータの保護は、以前から重要な課題としてさまざまなアプローチがとられてきた。現在、注目されているのがデータ保護における「統合アプローチ」だ。個別最適のバックアップ手法からの転換のポイントとはどのようなものであろうか。
企業システムにおいて、バックアップを含むデータ保護の取り組みが長年続けられてきたが、最近注目されているトレンドとして「データ保護の統合化」が挙げられる。仮想化以前のサーバシステム同様に、データ保護の観点からも統合化が重要だという認識が広がっているのだ。そしてオンプレミスのシステムでバックアップ統合を実施し、重複排除をした上でクラウドサービス側にアーカイブデータをレプリケーションするといった手法についても紹介されるようになってきた。
一方、データ保護に関するカルチャーも大きく変わってきた。企業のバックアップ対象容量だけを管理し、容量ライセンス内であればどのツールでも、SLAの変化に応じて柔軟に対応できる体系も出てきている。しかし、こうした取り組みも、個別に格納されたデータを横串で管理する統合化アプローチがなければうまく機能しない。
本Webキャストでは、統合化やサービス化といったキーワードを押さえながら、データ保護の最新トレンドについて解説している。具体的なデータ保護の手法についても語られており、データの保護やバックアップに悩む担当者にとって非常に分かりやすい内容となっている。
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