2016年 本気のビッグデータ分析へ、どこから着手すればいい?SAP Forum Tokyoリポート

IoTやビッグデータを活用する技術は“レディ”になっている。そこで生み出されるビジネス価値とは何か。2015年11月に開催された「SAP Forum Tokyo」のセッションから、今後の展望を探る。

2015年12月22日 10時00分 公開
[ITmedia]

 従来、基幹データ分析とビッグデータデータ分析は個別に行われ、それぞれの結果を突き合わせて経営判断に利用していた。しかし双方のツール、すなわち「SAP HANA」と「Apache Hadoop」を統合して分析することで、さらなる企業競争力と企業価値向上を実現する取り組みが既に始まっている。

 だが、こうした取り組みには課題もある。まず、ビッグデータを活用するにはデータをためるところから始めなければならない。また、データが既に蓄積されていたとしても、何に活用するのかが決まらないと加工もできないという問題がある。そして、データは巨大化する一方だ。今後はここに「IoT(モノのインターネット) 」のセンサーデータが加わってくることになる。一体、どこから着手すれば良いのか。

 本稿では、2015年11月に開催された「SAP Forum Tokyo」において行われたパネルディスカッションをリポートし、SAP HANAとHadoopの統合が生み出すビジネス価値とは何なのかを探る

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